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趣味としての彫金そのはじめかた

彫金というと一般の方には聞きなれない言葉ですが、ジュエリーなどのデザインをする為にヤスリを使って削ったり、石を留めたり、ロウと呼ばれる金属の接着剤を使って金属同士を付けたりすると言えばイメージがしやすいでしょう。

本来の意味としては金属工芸の工程の1つを指し、鋳型に溶かした金属を流し込む鋳金、金属を叩いてぼこぼことした模様を作っていく鍛金、そして金属専門の道具で彫りや削りを行なう事を彫金と言いますが、現在はジュエリー制作全般の技術を指す事の方が多いです。

鋳金ではさまざまなジュエリーを作る事が出来ますが、まず始めにとりかかる事が多いのが平打ちのリングです。

工程としては金属の板から必要な分を切り出し、バーナーなどで炙って金属を柔らかくし加工します。

板の端と端はロウ付けで接着しリングの形とし、後は成形をしたり研磨をして完成です。

熟達してくると売り物のような製品も作る事が出来ます。

興味がある場合はまず近くの彫金教室で基本を学ぶと良いでしょう。