温泉揚湯管など数多くの温泉地で活用
富士化工株式会社は静岡県富士市にある会社で、温泉揚湯管や厨房用配管など施設に最適なパイプ類の製造販売を行っている企業です。
また、パイプ以外にも温泉をためておくためのタンクなどの製造販売も行っており、数多くの経験から得たノウハウにより設計から施工までの請負業務も得意領域にしています。
温泉は、源泉により含まれる成分が異なるのが特徴です。
例えば、同じ温泉地でも場所が変わると、泉質が異なり酸性度が強いところと弱いところがあるわけです。
酸性は金属を腐食させる特徴があるので、パイプを選ぶときには腐食しにくい素材を使う必要がありますが、富士化工株式会社の温泉揚湯管は日本の主要温泉地で活用されているもの、公式サイト内にあるリーフレットを見ることで最近の主な実績を把握できるようになっています。
富士化工株式会社には、温泉施設技術部と呼ぶ部署が設けてあり、主な業務範囲は源泉から施設までの温泉送配湯管および機器設備の設計業務一式、温泉熱の有効利用計画などがあるようです。
一度導入すれば終わりではなく、定期的なメンテナンスや保守などにも対応しており中には老朽化した温泉設備の赤外線漏湯調査なども可能にしていることがリーフレットの中で紹介が行われています。
温泉の酸性度などにより、パイプやタンク類の腐食が起きたとき、それが目に届かないような場所では漏れていることにも気が付かないケースがあるわけです。
こちらの会社はこのような調査までも可能にしていることがリーフレットを通じて把握できます。